環境に配慮した製品パッケージです。

生分解性プラスチック(バイオマスプラスチック)

生分解性プラスチック(バイオマスプラスチック)主原料はとうもろこしの澱粉で製造されたプラスチックシートで、微生物により有害物質を発生しない性質で真空成型法で容器を製造することができます。環境に優しく公害が少ない容器でバクテリアによって分解され土に戻る容器です。(エコスターチ)

生分解性プラスチック

生分解性とは、微生物の働きにより、製品が分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素と水となって自然界へと循環していく性質をいいます。生分解性プラスチックは通常のプラスチックと同様に使うことが、使用後は自然界に存在する二酸化炭素と水になるので環境負荷が少ない製品です。食品廃棄物等を生分解性プラスチックの収集袋で回収、堆肥化、ガス化することにより、食品廃棄物等は堆肥やメタンガスに再資源とされ収集袋は生分解されるため、廃棄物の削減や二酸化炭素の排出削減にも繋がります。また、農業資材のマルチフィルムを生分解性プラスチックにすれば作物収穫後にマルチフイルムを回収する必要がなく、農業資材の廃棄物の発生抑制になります。

主要原料の特徴

トウモロコシやサトウキビ等、植物資源(バイオマス)を原料とします。プラスチックとは、本来、石油を原料として作られてますが、石油資源が有限でであり、もう一つは処分する際に二酸化炭素が発生し温暖化を招いてしまいます。これらの課題を解決するために、開発が進められているのがバイオマスプラスチックです。バイオマスプラスチックという呼称は、バイオマスとは原料のことを差し、生分解性プラスチックは生分解する機能のことを意味しています。

二酸化炭素低減製品

炭酸カルシウムを51%以上混錬した製品は燃焼時に温室効果ガスの発生を抑制する効果が有り、炭酸カルシウムは燃焼時の中和剤として利用されており、可燃処理出来る素材です。ポリオレフィン樹脂系の燃焼時と比較した場合およそ45%のCO2が削減されます。この製品をあっらゆる分野でプラスチック容器に代わる二酸化炭素の排出量を削減する事が出来ます。

真空成型において用途と弊社の取り組み

マツバ技研工業は、真空成型方式でプラスチック容器を生産販売しております。これからの時代どのように環境に優しく二酸化炭素の排出を抑え、サステナブルな製品開発は必須と考えています。
生分解性プラスチックは従来のプラスチック同様にあらゆる分野で利用が可能です。まず、熱に強くて電子レンジにも十分対応が可能です。強度の面においても他のシートよりコシがあり成形性も優れています。今後、各種の生分解原料シートなどが開発され、課題の一つのコスト面も改善されてくると予想されます。
弁当容器、お菓子容器、果物容器、饅頭トレー、ゼリー容器、チョコレートトレー、モナカ容器、和菓子容器、わらび餅容器、シホンケーキ、洋菓子、詰合せギフト容器、電子部品トレー、液晶トレー、基盤トレー、船舶通信機器、圧着端子トレー、受信機トレー、釣り具トレー、文具トレー、玩具セット、自動車部品トレー、教材製品トレー

使用例